突然ですが3月7日午後9時頃、ミニボン亡くなりました。
ほとんど獣医さんのお世話になることもなく、今まで飼った中で一番健康な猫だったのですが、12月初めに年一回のワクチンを打ちにいった際に、心音に雑音があると言われました。その前から水をたくさん飲むようになって尿が増えたのが気になっていたのですが、レントゲンや心電図や血液検査をしたのですが、様子見ということで過ごしてきました。その後も食欲が落ちることもなく、寝る時間が以前より増えたのとあまり遊ばなくなっていたのですが、他は元気にしていたので、歳を取ったのかなと思って、それほど深刻にとっていませんでした。
3月5日の夜に元気がないような気がして、3月6日には餌は食べるものの食欲が通常よりだいぶ落ちてしまいました。3月7日に動物病院に見てもらって体温や触診や血液検査をしてもらったところでは特に異常はなく、心音に雑音はあるけれど、特に悪化しているようでもないとのことで、早く家に連れて帰って安心させてやってくださいと言われ、チュールを一袋食べたので一安心したのですが、その夜、突然苦しそうに咳のような音とけいれんをして死んでしまいました。
それまでの様子とギャップがあったので、ミニボンの最初の獣医さん(3年ほど前にほかの市に移転されてしまった)を通じて、剖検を頼んでいるところです。とりあえずの所見としては心臓疾患が疑われ、また胸水がたまっていたとのこと、ただその他に思いも寄らなかったのですが肝臓、血液中のコレステロール、脂肪過多などもあったようです。太りすぎたチョコロのことがあって、餌の量はコントロールしていたので肥満ではないし、最後まで呼吸は苦しそうな様子は見られなかったのですが・・・まだ最終結果ではありません。
ほとんどお医者さんにかかることもなく元気なので、20歳まで長生きするんだよといつもいっていたのですが、今はまるで現実でないような気分です。移転した前の獣医さんの病院の壁に、今月のお誕生日おめでとうという掲示があって、「大沢ミニボンちゃん8才」とありました。今月誕生日(推定)のはずでした。
今までブログを見ていただいた皆様、ありがとうございます。
おもちゃより、アブやハエトリグモやエノコログサなど自然ものに興奮する。小さなクモがいた。
高いところにあがると得意そう
狭いところも好き
なかなかカメラ目線になってくれないし、
すぐ目を細めて、ワル顔になってしまう
マネージャー♀には頭突きで挨拶。
「お母さん、カリカリを吐き出して」
死ぬ前日、食欲が落ちてもドリンクヨーグルトを見るとすっ飛んできた。
日本中のヨーグルトを制覇するはずだった。
体を垂直に伸ばして飛び上がって後ろ足2本で着地する、不思議なジャンプだった。
いわゆる跳躍するジャンプではない。ふと思ったのだけど、ノネコだった頃高いところにいる虫やアノールトカゲなどをこうやって取っていたのだろうか。
妙に安定感がある二本足立。
ミニボンはわれわれと一緒で幸せだっただろうか。
少なくとも小笠原でノネコをやっているよりは幸せだとわれわれは思っている。
かなりのドジな猫だったし、野生で長生きしているとは思えない。
われわれの本や講演会のネタにいろいろ使っているので、これからも登場してもらうことになる予定。
まだほんとうのこととは思えない。
悪い夢だったと思いたい。